台詞100のお題
001.「ああ言えばこう言うってやつですな」
002.「愛してる?冗談じゃないぜ」 人舞
003.「いいねえ。俺、そういうの好きよ」
004.「いいよ。もう、いいから」
005.「行けよ。振り返らなくてもいい」
006.「意地っ張りなんだから」
007.「『いつか』はもう聞き飽きた。だから『いつも』にして」
008.「否が応にも思い知らされました」
009.「欝だ・・・」
010.「嬉しい。本当に来てくれたんだ」
011.「うわーマジでショックなんだけど!」
012.「うん、決定」
013.「ええ、そうですとも。どうせ私は馬鹿ですともっ」
014.「笑顔が怖いんだよね」
015.「えげつない・・・」
016.「えらい事になってきた」
017.「襟が曲がってますよ」 双舞
018.「遠慮させていただきます。私だって自分が可愛い」
019.「小父さんって言うな、どう見てもお兄さんだろう!」
020.「お前ってそういう奴だよな」
021.「柿食えば腹が鳴るなり法隆寺」
022.「痒いところに手の届かない性格だね」
023.「貴様・・・名を名乗れ!」
024.「キンモクセイって実際どんな匂いなの?」
025.「靴を脱げ、靴を!」
026.「悔しがってる暇なんてあるの?」
027.「警察呼ぶぞ」
028.「結構なご身分ですこと」
029.「こっちが願い下げだ」
030.「こんな問題も解けないようでは話にならんな」
031.「さあ、行こうかお姫様」
032.「さよならマイジーザス」
033.「知ってるよそんな事」
034.「死なないで、ここにいて」
035.「すぐにでも伺いますよ」
036.「すんなり行くと思ったか、馬鹿め!」
037.「静粛に、と言うのが聞こえないかな?」
038.「切羽詰まってんなあ、オイ」
039.「そうそう、その意気」
040.「それがどうした。私はここにいる」
041.「体力ないねえ」 軋舞
042.「誰が助けてほしいって言ったよ」
043.「力ずくしかないでしょう」
044.「力になりたいなんて傲慢なことは言えないけど」
045.「つかみたかったんだ。・・・その光を」
046.「疲れてるんじゃないのか?」
047.「天国まで道連れだ、覚悟しろ」 軋舞
048.「てんで分かってないんだから!」
049.「どうかしてるよまったく」
050.「遠いところがいい。誰も知らない遠くへ」
051.「夏休み返せ!」
052.「何たる不覚!」
053.「ニヤニヤすんなよ、気色悪い」
054.「にんげんっていいな」
055.「縫ってあげるから貸して」
056.「ぬるぬるしてて気持ち悪い・・・」
057.「猫派なんだ、私」
058.「・・・眠っ」
059.「野を越えて山を越えて、その先には何がある」
060.「のんびりもしていられないようだ」
061.「はっ、笑わせるな」
062.「反対なんですけど」
063.「一つだけ言えることがある」 双舞
064.「ひとりにしないで」 双舞
065.「不束者ですが何卒宜しく」
066.「ふらふらしてるのは捕まえて欲しいからですか」
067.「へたくそもここまで来ると芸術というか・・・」
068.「変人って呼ばれるのが結構快感だったりして」
069.「ほら見ろ、言った通りじゃないか」
070.「本当の本当の本当に?」
071.「ま、いっか。私には関係ないし」
072.「全くもって不本意です」
073.「未確認飛行物体ならぬ、未確認飛行生物か!?」
074.「皆でそうやって俺のこと馬鹿にして・・・!」
075.「むかつく。以上」
076.「無理無理、この辺で諦めときなよ」
077.「目を閉じて。顔を上げて」 双舞
078.「面倒見いいんだなー、いいお嫁さんタイプ?」
079.「もう、知らない!」
080.「もっとちょうだい」 双舞
081.「やだね。誰が何と言おうと」 人舞
082.「やっぱりあれは天敵だ」
083.「故に世界は回ってる」
084.「雪なんて珍しくもないけど・・・」
085.「よく言うじゃない、何とかとハサミは使いよう、ってね」
086.「夜道は背後に気をつけて」
087.「来週またこの場所で・・・」
088.「ランドセル背負ってるからって小学生とは限らないだろ」
089.「理詰めで物事考える癖、どうにかなんないの?」
090.「林檎が食べたい」 双舞人舞軋舞一賊
091.「瑠璃色の地球、ってあながち嘘でもないんだねえ」
092.「流浪の民というのも悪くないかもしれない」
093.「冷静になってみよう」 双舞
094.「零点チャンピオンと呼んでくれ」
095.「ろくなこと考えてない顔だよ、あれは」
096.「ロンリーハートだね、青年」
097.「分からないなら素直にそう言うこと」
098.「わくわくするなあ」
099.「ヲイ、何様のつもりだお前」
100.「ヲホホホホ、生憎とわたくしそこまで落ちぶれてませんの」



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No.002.「愛してる?冗談じゃないぜ」  人舞  05.12.11〜06.02.04の間のパチでした



「っぐ…ひぐっ」



ああ、うるさい



「っふ、ぅ…っえっ」



だまれよ



「っうぅ…うっ…」

「ッ煩えよ!」



大きく見開かれた目が、瞼の裏に焼き付いた。

嗚咽を遮るように無理矢理に唇を合わせる。



「っ、ふ…ぅっ」



口を抉じ開けて、舌を差し込めば、ジワリと広がる鉄臭い味。



「…は、あ…っ、はぁ…」

「……ッハァ、…はぁ」



いい加減、泣き止めよ…


うざったいんだよ…



「…ふ、ぇ…ッ」



――ッうるさい…



「ッひぐ……わ、わたしのこと、嫌いなら…放っておい…んぐ…ぅッ」

「―――ッッ」

「…ひ、人識く…」

「…ッ、黙れ…」





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No.017.「襟が曲がってますよ」  双舞  05.10.31のパチでした



「あ、お兄ちゃん」

「何だい?伊織ちゃん」

「襟が曲がってます。直してあげますよう」

「ありがとう」

「…お兄ちゃん」

「何だい?」

「襟を正す って言葉をご存知ですか?」

「気持ちを引き締めるって意味だよね、それが何?」

「お顔がゆるゆるですよう」

「いたたたた」





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No.041.「体力ないねえ」  軋舞 ※微えろ  05.08.18〜05.09.04の間のパチでした



「ッぁ…は…ん、ゃあ!」



ビクビクと体を竦ませる。

何度目かの絶頂。



「ッはぁ、はぁ…んっ、ん、…っふ…ぅ」

「まい、おり…」



何とも甘くて、何度も何度も食んで、その合間に名前を呼ぶ。

汗で張り付いてしまった前髪をどけてやると、苦しそうに微笑まれた。


ふと、ソレに目がいく。

今先程舞織の腹に零した白濁とした液体が、何ともイヤラシくて、自身は再び頭を擡げてしまう。



「…や、も…、や…ぁ」



言葉もなく、抜いたソレを何度目か分からない挿入を試みようとして、舞織が弱弱しく首を横に振った。


まぁ、そんなもの、無視して挿れる事もできた。

挿れてしまえばこちらのものだけれど、それをしないのは、愛があるからだ。


できればあまり泣かせたくはない。



「…分かった」



その意思とは裏腹に大きくなる自身を宥めすかす。



「…体力ないねえ」

「……」

「ぐはっ」



ウトウトし出した舞織に、悔し紛れに悪態を吐く。


舞織は涙目で睨め付けて、後始末をし出した俺の背中に、あろう事か蹴りを入れてきたのだった。

このやろう





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No.047.「天国まで道連れだ、覚悟しろ」  軋舞  05.12.11〜06.02.04の間のパチでした



「本当に良いのか?」

「しつこいですよ」



今更離す気なんて無いくせに… という言葉は、辛うじて呑み込んだ

売り言葉に買い言葉


きっと、この人は顔を真っ赤にして否定するだろうから…

嘘でも否定は寂しいから…



「後悔しても知らないっちゃ」

「今ここで貴方を選ばない方がよっぽど後悔します、きっと」



だから、ね。もう、何も聞かないで。


そう言うように、すり と鼻を擦り合わせて、ふわりと微笑む。

相手、軋識さんも、苦笑いのように、笑った。



「一生手放して、やらないっちゃ」

「貴方とならどこだって」

「地獄でも?」

「勿論」



ちゅっ と軽く唇が触れる。


でもね と言葉を続ければ、深くなるはずだった口付けが寸止めと同じで

軋識は眉を顰めた。



「きっと、二人なら、天国ですよ」

「……違いない…」



変なヤツだっちゃ と諦めたように笑う軋識に、ふふ と笑い返す。


近づく顔に、ツ と目を閉じても、訪れるものはきっと、闇じゃない。





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No.063.「一つだけ言えることがある」  双舞  06.06.18〜06.08.07の間のパチでした



大きくて広い背中

長い髪がその背中を半分くらい隠してしまう



「お兄ちゃん」



笑顔が素敵で、血の繋がらないわたしを妹として愛してくれた



「ねぇ…お兄ちゃん」



一人の女として、愛してくれた


温かい手は、わたしに触れるためにあるのだと言った

その瞳は、わたしを映すために、その声は、わたしの名前を呼ぶために存在しているのだと言った



「ずぅっと」



もう、寂しくないよ と微笑んだ

ずっと傍にいるからね と抱き締められた


紅い瞳は常にわたしだけを映し、その声は常にわたしを呼んだ



「ずぅっと、一緒 ね」



今はいないあの人が、寂しそうに微笑んだのが遠くに見えた 気がした





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No.064.「ひとりにしないで」  双舞  05.10.31のパチでした



思い出す


脳が勝手に


それはまるで迷路


壊れたラジカセ

エンドレス リピート



『私の妹にならないかい?』



突然現れて



『私の妹に手を出すな』



勝手に妹にされて



『兄妹愛のなせる業だよ。可愛い妹のためなら、兄に不可能はないのさ』



ワケの分かんないことばっか喋くって


『零崎というのはね、伊織ちゃん―――』



暑く熱く厚く恍惚とした表情で語り出しちゃって



『私としてはスカートの下にスパッツをはくのは外道だと思うのだよ、伊織ちゃん』



変態で



『勝手な奴だ』



そして、また突然、姿を消した



「勝手なのはアナタの方だ…」

「ひとりにしないで」





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No.077.「目を閉じて。顔を上げて」  双舞  05.08.18〜05.09.04の間のパチでした



「お兄ちゃあん」

「うん?どうしたんだい、そんな甘えたれた声を出して」

「んふ、今はとても甘えたい気分なんですよう、お兄ちゃんは甘やかしたい気分じゃないですか?」

「伊織ちゃんならいつだって甘やかしてあげたいと思っているよ」

「うふふ、嬉しい」

「どんな風に甘やかして欲しい?」

「溶け合えるほどに甘やかして下さいな」

「溶け合えるほどに…素晴らしいね」

「…できる?」

「勿論、さぁ…目を閉じて。顔を上げて」



誘う先には、夢のような甘い甘い現実。





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No.080.「もっとちょうだい」  双舞  05.12.11〜06.02.04の間のパチでした



ちゅっ ちゅ…


ちゅうぅ…っ



「伊織ちゃんっ、んっ、ちょ…っ」

「…何ですかー?」



ちゅっ



「いや、何って言うかね、幸せで苦しいって言うか、息苦しいって言うか」

「?」



ちゅ、ちゅっ



「ッッ、た、タンマ!タンマだよ伊織ちゃん!!」

「……むー」



地道に酸素を奪い尽くすような接吻をされた


この子はキス魔だったかな?などと、双識が考えを巡らせていると

腕の力が緩んでしまったのか、舞織がまた接近してきた



「んーっ!お兄ちゃんっ」

「何、だ…い ?」

「もっとちょうだい」



これ以上なにをあげれば良いんだい…っ?!





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No.081.「やだね。誰が何と言おうと」  人舞  05.08.18〜05.09.04の間のパチでした



「人識!いい加減にするっちゃ」

「嫌だ」

「人識、伊織ちゃんが今にも倒れそうだよ」

「別に構わない」

「…か、構って下さいよう」

「んー?構ってるだろー?」

「そうじゃなくってぇ…」

「ほら、伊織ちゃんが気絶する!抱き締めてないでさっさと離すんだ、人識!」

「やだね。誰が何と言おうと」



暑い?そんなこたぁ、愛の前では無意味さ。

何ちって…かはっ、傑作!




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No.090.「林檎が食べたい」  双舞  05.09.04〜05.10.13の間のパチでした



「林檎が食べたい」

「…ふぇ?」

「笛じゃなくて林檎さ」

「…風邪を引いて40度の熱を出して寝込んでいる私に買いに行けと言うのですかお兄ちゃん」

「うふふ、私はサドだけれどそこまで鬼じゃあない」

「サドだったんですか」

「伊織ちゃん専用のね」

「嬉しくないですう」

「で、話を戻すようで悪いけれど林檎が食べたいな」

「私にどうしろと」

「『どうぞ』と一言、言ってくれたら嬉しいね」

「?…どうぞ」

「では遠慮なく」

「なっ!なっ?」

「菜?」

「なぜにベッドに、私に伸し掛か…重っ、重いですよう、お兄ちゃん!!」

「それが私の伊織ちゃんへの愛の重さだ」

「ありがとうございます分かったからどいて下さい!!重いーっ」

「なぜだい?さっき『どうぞ』って言ったじゃないか」

「はぁ?アレは林檎をどうぞって…」

「うん、だから林檎色した伊織ちゃんを食べたい、って」

「聞いてませんよう!!」「今聞いたでしょう」

「や、ほんと、今は無理ですよ。風邪こじらせちゃいますって!」

「風邪を引いたら汗をかくのが一番なんだよ」

「じゃあ布団被りますから!ほっかいろ貼って電気行火敷いて寝ますから!!」

「それは暑そうだね」

「ね、ですから――」

「そんな面倒は良いよ、手っ取り早く汗をかこうね」

「私が嫌がっているのにするんですか?」

「するよ、だって私はサドだからね。嫌がる伊織ちゃんを見ているとゾクゾクするよ」

「……たっけてー」





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No.090.「林檎が食べたい」  人舞  05.09.04〜05.10.13の間のパチでした



「林檎が食べたい」

「…八百屋に行って来い」

「…言い方を変えます」

「なに?」

「キスしたい」

「林檎との関連性は?」

「白雪姫です」

「ああ、それで林檎」

「で、してくれますか?王子様」

「お安い御用だぜ、お姫様。小道具なんていらない。望むならいつだって」

「うふふ」





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No.090.「林檎が食べたい」  軋舞  05.09.04〜05.10.13の間のパチでした



「I want to eat an apple.」

「ハァ?」

「簡単に訳しますと林檎が食べたいんです」

「勝手に食えっちゃ」

「怪し気なおばあさんの持ってきた、いかにも怪しい林檎が食べたいんです」

「……ッ死ぬ気か?!」

「いえ、眠る気です」

「…起きない気っちゃか?」

「一旦食べてしまえば自分の意思で起きる事はできませんね」

「……」

「というわけで私は寝ます。お休みなさい」

「ああ、お休みっちゃ」

「起こしに来てね、王子様」

「おー……って、えぇッ!?」





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No.090.「林檎が食べたい」  一賊  05.09.04〜05.10.13の間のパチでした



「ハンバーグ」

「グアム島」

「憂い」

「いぬ」

「ヌガー」

「…うん?この場合どっちだ?」

「どちらでも良いよ」

「じゃあ…ガーナ」

「内定」

「石」

「シーフード」

「ドイツ」

「つがい」

「イクラ」

「ラード」

「ドミニカ共和国」

「杭」

「磯」

「蕎麦」

「バングラデシュ人民共和国」

「区内」

「生き埋め」

「麺 …あ、「ん」が付いちゃったよ」

「あ、兄貴大丈夫大丈夫、ンジャメナ」

「…遂に首都になりましたね」

「致し方なくだよ、バカ」

「なー…内水」

「医者」

「ヤギ」

「ギニア共和国」

「もう国はやめて下さいよお」

「じゃあギニア」

「あ、アルジェリア」

「蟻」

「…林檎食べたい」

「さっきから食いモンばっか言ってると思ったら遂に直接的に言い出したな兄貴」

「だってお腹空いちゃって」

「大体、しりとりで負けたヤツが昼飯作るなんて、誰が言ったんだ」

「軋識さんですよう」

「待てこら!お前だっちゃ」

「食にあり付きたくば誰かを落として下さい。ほら、人識くん、「い」ですよ」

「いー…イラン」

「あー、「ん」が付きましたねー。人識くんの負けですよー」

「いや、違うだろ。「ん」から始まる言葉は俺の知る限り、まだ2つは残ってる」

「えぇー?そんなん分かんないですよお」

「じゃあ舞織が昼飯を作るっちゃ」

「うえーん」

「なるべく早くね伊織ちゃん、私、餓死しそうだよ」

「勝手に餓死してれば良いじゃないですか!私は諦めてませんよ!!」

「「ん」は思い出そうとして出てくる言葉じゃないと思うけど?」

「あー、お腹空いたー」

「仕方ない、俺が作るか!」

「待て人識!お前はダメだっちゃ」

「何でだよー」

「良から!ほら、舞織、早く負けを認めて作れっちゃ」

「いーやーでーすー」

「…お腹空いた」





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No.093.「冷静になってみよう」  双舞  05.10.31のパチでした



「冷静になってみようか」

「私はいつだって冷静沈着鉄仮面ですよう」

「ソレは違うっちゃ」

「うん?うん、まぁともかくとして。冷静になって思案したところで、何故私は押し倒されているんだろうね」

「それは私が押し倒しちゃったからですよね」

「つまりは?」

「大好きっ」

「違うだろ」





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